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僕はモテるために歯列矯正をしようと思う② 矯正歯科選び

 
今回は矯正歯科選びについて書いていこうと思います。
 
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歯列矯正を始めるにあたって、まず歯医者さん選びをしなければいけません。
また歯列矯正前には虫歯治療、抜歯が必要になります。矯正歯科専門にやっている歯科医院の場合は矯正治療以外の一般診療を行っていない場合があります。そうすると虫歯治療、抜歯を行ってもらえる歯科医院も探さなくてはいけません。
 
 
 
 
 
 
 
まず矯正歯科医院選びですが、僕は条件として
①移動距離30分以内
②土日も対応可能
③実績のある歯科医院
という3つの条件を考えていました。
 
 
 
 
 
 
①移動距離30分以内
正治療を受けている患者さんの中には、移動距離を気にしない方もいるようです。僕の周りにも栃木に住んでいる友達で、都内まで矯正歯科に通っている人がいました。矯正治療は自由診療なので、歯医者自身の技術や選んだ治療、かけたコストで結果が変わってしまう部分があると思います。そのため遠くても都内で有名な矯正歯科を選んで通うという人は結構いるそうです。
 
 
 
 
 
 
 
しかし、矯正中はマイナートラブルが多かったりします。矯正装置は硬いものを食べてしまうとすぐに外れます。特に最初は装着しているワイヤーが細いため、咀嚼の衝撃に弱いです。また自分自身装置に慣れていないこともあり、矯正中で食べていいものかを判断しきれずに食べてしまい、装置の脱着をしてしまうことがよくあります。

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装置が外れると、当然矯正治療の効果が無くなりますし、そのまま食事を続けていると装置が壊れてしまう可能性もあります。そういったマイナートラブルが起きた時に迅速に対応してもらうためには、ある程度通いやすい移動距離の矯正歯科を選んでおく必要があります。
僕は電車で20分弱の所にある都内の矯正歯科を選択しました。
 
 
 
 
 
 
 
②土日も対応可能
二つ目の条件は土日も開業している歯科医院です。医師の業務は予期せぬ出来事で帰宅時間がすぐに変わります。患者さんが急変したり、緊急手術が組まれたり、急遽先輩に飲み会に誘われたり、などなどです。そのため平日はあらかじめ予約をとって歯医者に行くことが難しくなります。土日は上記に述べたイレギュラーな対応を当直医が対応してくれたりしますので、予約がとりやすいです。したがって土日開業の歯科医院に絞って探しました。
 
 
 
 
 
 
 
③実績のある歯科医院
歯科医院はコンビニより多い、とよく言われます。矯正歯科に絞れば数は減りますが、それでも歯科医院の数は多いです。
一応調べてみたのですが、2016年の歯科医院数は、68,791件(※1)というデータがありました。一方で2018年8月のコンビニの数は、55,483件(※2)らしいです。コンビニよりも歯科医院の方が全然多いということがわかります。
 
 
 
 
 
 
 
 
これほど多い歯科医院から実績のある医院をどのように選んでいくかは難しいのですが、僕は歯科医の方が矯正認定医・専門医を所得しているかどうかに注目してみました。
現在の法律では歯科医師であれば誰でも自由に「矯正歯科」を名乗って治療を行うことが認められています。ただ矯正は一般の歯科治療とは異なり、歯並び・口元を整え、噛み合わせを正しくする必要があり、専門性の高い治療です。そのため患者としては矯正歯科治療の知識・経験が多い歯科医に治療してもらいたいものです。そんなときに、歯科医師の矯正歯科での経験を担保する目安が矯正歯科認定・専門医の資格です。これらの資格がある歯科医師は矯正歯科での長い経験があることを示しており、その実力にある程度安心感があると考えました。
 
 
 
 
 
 
矯正歯科認定医、専門医の資格の概略は以下の通りです。
矯正歯科認定医:学会が認めた大学病院や矯正歯科医療機関において5年以上にわたる臨床経験を有し、学会発表などを行って審査に合格した者に与えられる資格。
矯正歯科専門医:認定医資格を所得した上で臨床試験として症例の提示と試問審査に合格、さらに学術大会においてこれらの症例報告を行った者に与えられる資格。

 内容がわかりづらいですが、要はこれらの資格を持っている歯科医師は矯正治療の経験が5年以上あり、その結果を学会でoutputするような意欲的な先生、ということがわかります。

ちなみにそれぞれの資格を持っている医師の割合は

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このようになっています。認定医も少ないですが、専門医になると非常に取得が難しいであろう資格だと予測されます。
僕は矯正歯科認定医の資格を持っている先生に見てもらえる施設を選択しました。
 
 
 
 
 
 
 
また、他にも注目した点として、患者さんの矯正前before の歯並びと矯正後afterの歯並びをきちんと示している医院、患者さんの声をしっかり乗せてくれている医院を選びました。

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このような写真を載せてくれている歯科医院を選びました。
 (注:現在このbefore afterをホームページに載せることは禁止されているようで、以前まで載せていたけれど載せなくなっている歯科医院もあります)
 
 
 
 
最後に、僕の歯並びで一番気になっているのは出っ歯である前歯でした。
 

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前に出た歯を矯正するには後ろから引いた方が効果的です。そうすると唇側矯正(表側矯正)よりも舌側矯正(裏側矯正)の方が効果的であるとわかりました。
そのため舌側矯正で実績のある医院という点にも着目しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに価格についてはあまり比較検討しませんでした。というのも大体の医院でほとんど値段は変わらないのと、お金がかかってもちゃんとした歯並びにしたいという思いからでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
以上の条件を満たす医院を見つけ、これから2年間通う矯正歯科が決まりました。
大体の矯正歯科には無料 or 有料のカウンセリングがあります。それを申し込んで、実際に自分の歯の状態を歯科医師に見ていただき、どのような治療選択肢があるか、どれくらい治療期間がかかるか、治療費用はどうか、という話をうけます。
自分が納得すれば治療契約を結びます。
僕の通う矯正歯科では、治療契約前に念入りの精密検査がありました。
X線写真はもちろんのことCTで顎の骨格を精査したり、現在の歯の写真を何枚も撮っていただきました。
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歯科のCT
 
 
歯列矯正をした以上、治療後の揃った歯並びでどういった表情になるのかが気になります。精密検査をすることで、歯列矯正をしたことでの顔の表情の変化を予想画像を通して詳細に説明してもらえます。
そして検査の上でわかった問題点などを加味して、どの治療が最も良いかという話を受けます。

僕は様々な選択肢がある中で上下舌側矯正を選び、契約を結びました。

 

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今回は矯正歯科選びについて書いてみました。
 
 
 
  1. 1)『平成28年医療施設(動態)調査・病院報告の概況(URL)』厚生労働省, 2017.
  2. 2)『JFAコンビニエンスストア統計調査月報(URL)』一般社団法人日本フランチャイズ協会, 2018.